青酸化合物鑑定に新手法、ごく微量の血液から30秒で分析…愛知県警が実用化目指す
毒物である青酸化合物について、愛知県警科学捜査研究所(科捜研)の主任研究員・ 久恒ひさつね 一晃さん(42)が、摂取の有無を確認するのに、従来の500分の1ほどのごく微量の血液で判断できる手法を開発した。中毒死が疑われても、時間が経過するほど血液は凝固が進んで採取が難しくなるため、新手法によって時間がたっても死因特定につなげられる可能性がある。研究を支援する県警は、数年後の実用化を目指している。
生物学Feb 27, 2024