江戸~明治時代、滋賀県日野町から北関東に進出した「近江日野商人」ゆかりの酒蔵が集う催しが3日、東京都中央区日本橋の滋賀県情報発信拠点「...
小森久左衛門家騎西本店(現在の釜屋)の杜氏と蔵方(昭和12年ごろ撮影)=滋賀県日野町提供
江戸~明治時代、滋賀県日野町から北関東に進出した「近江日野商人」ゆかりの酒蔵が集う催しが3日、東京都中央区日本橋の滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」横で開かれる。(杉浦正至)
近江日野商人は「三方よし」の経営理念で知られる近江商人の一派。特産品を携えて北関東や東海地方を行商し、出店を構えて酒やみそ、しょうゆなどの醸造業で栄えた。今も全国にゆかりの酒蔵が20蔵残る。
このうち埼玉3蔵、茨城と栃木2蔵、群馬1蔵、岐阜1蔵の5県計9蔵が試飲販売会を開く。埼玉からは釜屋(代表銘柄「力士」)、矢尾本店(同「秩父錦」)、横田酒造(同「日本橋」)が参加する。
午前11時~午後4時。雨天中止。詳細や開催可否は「ここ滋賀」公式サイトへ。「近江日野商人ゆかりの酒蔵フェス」で検索する。
また、「ここ滋賀」内のバーでは3~23日、地酒の飲み比べセットを販売。おつまみには日野町特産の「日野菜漬け」が登場する。