ウサギやフェレット、ハムスター、鳥、カメなど犬猫以外の飼育動物を指す「エキゾチック動物」。それらを専門に診療する動物病院「日本エキゾチック動物医療センター」が豊島区駒込にある。日本での先駆け的な存在で、全国から動物たちが連れてこられる。忙しい日常に半日間、密着した。(佐藤大)

ウサギの手術の準備をする中田真琴副院長(左)ら=東京都豊島区の日本エキゾチック動物医療センターで(松崎浩一撮影)
午前9時。処置室兼入院室で、獣医師や看護師計10人ほどが所狭しと動いていた。ウサギの伸びすぎた前歯を削る人。セキセイインコに注射を打つ人。奥にあるケージには、入院中のハリネズミやネズミの仲間のリチャードソンジリスなどが入っている。容体が変化しないか、目配りしている。
午前9時30分。診療室でリクガメの健康診断が始まった。西村政晃副院長が最近の餌の食べ方などを飼い主に聞き取りながら、カメの全身を確認して体重を量った。「体重はちょっと増えたくらい。特に問題はないと思います」と話すと、8年前から飼っているという女性は安堵(あんど)の表情を見せた。

入院中のオカメインコ(左)=東京都豊島区の日本エキゾチック動物医療センターで(松崎浩一撮影)
西村副院長が続いて診察したのは、衰弱していたトカゲの仲間のトゲオアガマ。体重も増えて徐々に回復していることを飼い主の女性に伝えた。診察後、西村副院長は「犬や猫と違って...
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