スカイツリーのにぎわいを「点」から「面」へ 「ことまちプロジェクト」を進める企業が信じる未来

ビッグデータ Sep 14, 2026 IDOPRESS

年間を通じて多くの観光客でにぎわう東京スカイツリー(墨田区)。そのふもと、南側の押上(おしあげ)・業平(なりひら)地区には、昔ながらの静かな下町風景が広がる。ここにも新たなにぎわいと深い交流を生み出そうと取り組みが進む。(落合夏子、渡辺真由子)

「ことまちラボ」で開かれている子ども食堂。食事しながら子どもたちが交流を深めていた=東京都墨田区のことまちラボで

◆子どもも集まる「ことまちラボ」

「こんにちは」「きょうのお昼ご飯は何?」。学校の夏休み中の7月下旬。スカイツリーの南側にある2階建ての建物に、次々と小学生たちがやってきた。

この場所は「ことまちラボ」。東武不動産(同区)が運営する、地域に開かれたコミュニティースペースだ。地域住民の座談会やイベントなどに使われ、会議室やキッチン、庭を備える。

この日開かれていたのは、ボランティア団体「スミダキッズカフェ」が主催する子ども食堂。月に数回、小学生以上を対象にお昼ご飯や夜ご飯を提供している。代表の川羽田美砂恵さん(55)は「調理設備が整っている上、冷蔵庫や食料を保管する倉庫も貸してくれてありがたい。誰もが気軽に立ち寄れる場にしたい」と話す。スープパスタを食べていた小学4年生の女児(9)は「この辺は公園が少ない。友達と会えたり遊べたりするのはうれしい」と声を弾ませた。

◆地域が抱えてきた長年の課題

この地域は倉...

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