
じょうろでペンギンに水をかける飼育員。頭上には日よけが設置されている=いずれも豊島区のサンシャイン水族館で
連日の猛暑は一服したが、4日も東京都心や府中市など各地で最高気温30度以上の真夏日となり、熱中症に要警戒の状況が続く都内-。暑さは人間だけでなく動物にも厳しい。日野市の多摩動物公園で死んだライオン3頭も脱水が確認され、暑さの影響があったとみられる。ビルの屋上で動物を展示している豊島区東池袋3のサンシャイン水族館では、日よけや散水などで動物たちの熱中症予防に取り組んでいる。(足達優人)
都内で35度以上の猛暑日となった先月下旬。気温が上がってきた午前11時半ごろ、じょうろを手にした飼育スタッフが、屋上で飼育されているケープペンギンたちに水をかけていた。近年は夏場に気温が40度を超えることも珍しくない。同館によると、2020年ごろから水族館や動物園でも、動物たちの熱中症対策の必要性が認識されてきたという。
「天空を泳ぐペンギン」など、青空の下で動物を観覧できることが特徴の同館では、太陽がビルの陰に隠れる午後3時ごろまでは直射日光が屋上に照り付ける。暑過ぎると食欲が低下するなどの問題が生じるため、5月から9月ごろまでは日光を遮る日よけや、足元を冷やすための水を散布する機器を設置するなどして対策を講じ...
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