京都大鉄道研究会の写真展「鉄道のある情景-くらしの中の鉄道を再発見する写真旅行-」が10日、東京都千代田区有楽町2の東京交通会館地下1...
スイスの氷河急行(北條正樹さん撮影)=京都大鉄道研究会提供
京都大鉄道研究会の写真展「鉄道のある情景-くらしの中の鉄道を再発見する写真旅行-」が10日、東京都千代田区有楽町2の東京交通会館地下1階のシルバーサロンCで始まる。16日まで。
1953年設立の同会には、学生時代に入会し、京都大研究職に就いた後も活動を続けるベテランも含め約400人が所属。2005年以降、京都や東京で写真展を開いている。
今回は写真34点と絵画2点の計36点を展示。氷河急行と呼ばれるスイスの列車や、昨年に運行を終えた釜石線のSL銀河、昭和40年代に四国を走った客車の内観など、会員思い思いの作品を飾り付ける。
実行委員長の牟田潤さん(75)は「写真家ほど上手ではないが、鉄道の研究につながる記録のようなプラスアルファの部分を感じてほしい」と謙遜気味に語る。入場無料。問い合わせはシルバーサロンC=電03(3212)7505=へ。(梅野光春)