東急全線が再生可能エネルギーを活用して運行されていることを紹介するポスターを大学生らが作成し、11月から全99駅で掲示されている。イン...
制作した大学生らが出席したポスターのお披露目会=東急東横線渋谷駅で
東急全線が再生可能エネルギーを活用して運行されていることを紹介するポスターを大学生らが作成し、11月から全99駅で掲示されている。インスタグラムなどで募った400枚の写真をモザイクアートにした。来年1月5日まで。
「電車のドアが開くと未来が広がる」というコンセプトで作られた。風景や子どもなど多彩な写真を並べ、その上から車両の写真を重ねた。「私が行きたい2050年の未来」とのメッセージが目を引く。
制作したのは、東京都環境局の選定事業で脱炭素社会の実現などに向けた取り組みをしている大学生5人。お披露目会が10月下旬、東急東横線渋谷駅で開かれ、ポスターを同駅の竹本光孝駅長に手渡した。出席した大学4年の阪田留菜さん(22)は「再生可能エネルギーを広めるために、行動に移す人や企業が増えてほしい」と話していた。
東急線は2022年から、全路線で太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギー由来の電力で運行している。(浜崎陽介)