「高市政権めっちゃヤバい!主権者は私たち!」を掲げ、国会前デモが19日夜に行われた。1万2000人(主催者発表)が、高市政権の安保政策や改憲の動きに反対して声を上げた。
沖縄県庁の女性職員が「日本は戦争ができる国に変わろうとしている。米軍基地がたくさんある沖縄は攻撃されるかもしれない。一番怖いのは沖縄が(沖縄戦があった)81年前に戻ってしまうこと」とスピーチ。すべて公務員は全体の奉仕者とする憲法15条に触れ「私たち公務員は全体の奉仕者で、高市政権のための組織ではない。今の政府のために働きたくない。政治に関心を持って、今の政権が何をしようとしているのか知って、一緒に声を上げてください」と訴え、大きな拍手を浴びた。

警察官が警備する中、国会前で安全保障関連法に異議を唱える参加者たち=東京・永田町で(久野千恵子撮影)
主催者団体の菱山南帆子さんは「沖縄のことを他人事(たにんごと)にせず、声を上げよう」と呼びかけた上で、憲法審査会での条文起草委員会設置の動きに触れ「絶対につくらせないという世論を高めていこう」と呼びかけた。
参加者たちはペンライトを振りながらコールを繰り返した。同時刻に全国321カ所で国会前と連帯する活動が行われた。(高山晶一)
