豊島区立図書館の書棚がスカスカに…リニューアルで蔵書の8割処分は何のため? 適正なの?

エネルギー Oct 21, 2026 IDOPRESS

〈ニュースあなた発〉

今年6月にリニューアルオープンした東京都豊島区立上池袋図書館(同区上池袋)の所蔵図書がリニューアル前より大幅に減っている、という声が元図書館員から「ニュースあなた発」に寄せられた。取材すると区は所蔵図書約9万8000冊の約8割を廃棄またはリサイクルし除籍。その結果予定していた収容冊数を大きく下回り書棚はスカスカの状態になった。区は除籍は適正に行われたと説明するが、疑問の声がある。(佐藤大)

◆利用者から「本が少ない」との指摘が相次ぐ

上池袋図書館は区内の七つの図書館のうちの一つで、1993年に開館した。改築のため2025年2月から休館し、今年6月6日にリニューアルオープンした。

地上2階、地下1階の建物の延べ床面積は1470平方メートル。座席数を従来の74席から164席に拡大したり、3Dプリンターなどを置いた「ファブスペース」を設けるなどし「居場所、交流、創造の新拠点」とうたっている。

6月にリニューアルオープンした豊島区立上池袋図書館=東京都豊島区上池袋で

上池袋図書館の所蔵図書は、2024年3月に9万8357冊あったが、リニューアルを前に2025年2~3月に7万6953冊を除籍。一部をリサイクルし、大半は廃棄したという。

同区図書館課によると、リニューアル後の図書館の開架の最大収容冊数は約5万冊で、当初はその8割の約4万冊を目指していたとしている。だが、新しく購入したものも含め、リニューアルオープン時に書棚に並んだのは2万3933冊。当初予定数の6割ほどしかなかったことになる。

書棚には空きが目立ち、利用者から「本が少ない」との指摘が相次いだという。同課は、区立中央図書館の司書が内規である...

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