東京都の小池百合子知事(74)が就任10年に合わせ7月下旬、東京新聞のインタビューに応じた。一貫して進めてきた子育て支援策の成果を強調し「国策として進まなかったところを東京がリードし、国としてのムーブメントにつながってきている」と分析。3期目の折り返しにあたり「人を中心とした政策をますます加速させていきたい」と抱負を述べた。
──「チルドレンファースト」を掲げてきた10年の手応えは

就任から10年となり、インタビューに応える小池都知事=都庁で(潟沼義樹撮影)
都知事として、切れ目なく、そしてまた皆さんに伝わるような工夫をしながら進めてきた。10年ぶりに出生数がプラスに転じたというのはとてもうれしいこと。街に出ると、子どもたちが私のことを「ゆりこ」って呼ぶんです(笑)。ママたちも「ゆりこ」って。ちっちゃなお子さんから手を振ってもらうとうれしいですね。
チルドレンファーストやママパパ応援は、子育てしたいっていう人へのエール。(0~18歳に月5000円を支給する)「018サポート」や授業料の無償化などは、子育てをする人たちにとって(経済的)負担ばかりという思いを軽減されたと感じていただいているのではないか。
──都税収入は基本的には増加してきた。財政運営をどう振り返るか
毎年予算に「終期」を設けた。政策を一つ一つ点検して、終期を迎えたものは外すことで、だいたい毎年1000億円以上の見直しを進めた。10年たって累計で1兆800億円ぐらい捻出してきた。それを新たな施策、子育て支援やスタートアップ支援などに充てる、そういうサイクルをつくっている。

就任から10年となり、インタビューに応える小池都知事=都庁で(潟沼義樹撮影)
コロナのときは基金を取り崩したが、今は...
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