「戦争当時の暗闇」を中野坂上駅の近くで体感 成願寺の「旧」防空壕を見学可能にした住職の決断

チップテック Aug 14, 2026 IDOPRESS

〈つなぐ 戦後81年〉

成願(じょうがん)寺(東京都中野区本町2)は、中野坂上駅(都営大江戸線と東京メトロ丸ノ内線)にほど近く、新宿のビル群を望む場所にある。副住職の小林尭成(ぎょうせい)さん(28)に案内してもらい本堂の脇を抜けると、防空壕(ごう)の入り口が現れた。

中に入ると、真夏の日中というのにひんやりとする。静けさが広がり、都心にいることを忘れてしまいそうになる。戦争当時と同じ状態にするため、中の電気を消してもらうと、真っ暗で一寸先も見えなくなった。(佐藤大)

ジグザグな構造になっている防空壕=東京都中野区の成願寺で

◆ジグザグ構造が守ったのは

尭成さんによると、防空壕は1944(昭和19)年、寺関係者や住民たちの手によって裏山に掘られた。

幅と高さは約2メートル。長さは約57メートルあったが、現存するのは約40メートルほどだ。...

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