
観客も一体となって盛り上がった和太鼓イベント「タヲリズム」=台東区の浅草公会堂で
和太鼓を楽しむ「タヲ太皷(たいこ)道場」に通う人らが集まってバチさばきを披露するイベント「タヲリズム」が今月中旬、浅草公会堂(東京都台東区)であった。1997年から続き、来年は30周年を迎える。太鼓の魅力は国内外の福祉現場にも広がっているといい、9月下旬には、和太鼓を福祉プログラムに取り入れている英国の団体も視察に訪れた。(木原育子)
ダダダダ、ダダダダ…ドドン、ド、ドン。雷のような重低音が重なり合って、体にじーんと響く。会場から手拍子が上がり、一体感に包まれる。
今月11日に開かれたタヲリズムには、和太鼓奏者の淺野香さんが率いる「タヲ太皷道場」や「和太皷バンドGOCOO(ゴクウ)」のメンバーらが参加した。外国人や障害者を含めて3歳~80代の約200人が舞台を彩った。
障害者の人たちが登壇したステージでは、淺野さんが東日本大震災をきっかけに創作した曲「ELEVEN(イレブン)」を演奏。今年に他界したあるメンバーへの思いを込め、演奏中にバチを天高く掲げて「つながっているよ」と表現するポーズも息ぴったりで決め、会場を沸かせた。
20年以上一緒に歩んできた講師役の和多野愛さんは「舞台ではみんなの『太鼓大好きー』があふれていて、私自身もハッピーをもらってきた。太鼓を打てば、言葉を超えたつながりが生まれる」と話した。20年近く関わる秋山充枝さんも「背景は関係なく、皆で作り上げる舞台は最高です」と語り、山口映美さんも「太鼓...
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