天皇陛下は8日、皇居内の生物学研究所の脇にある田んぼで稲刈りをされた。農業奨励のための恒例行事で、長靴を履いた陛下はしゃがんで、うるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチ計20株を鎌で「ザクッザクッ」と音を響かせながら丁寧に刈り取った。

刈った稲を宮内庁職員に渡される天皇陛下=皇居内で(宮内庁提供)
陛下は4月に種もみをまき、5月に田植えをした。宮内庁によると、稲は順調に育ち、作柄は平年並みという。収穫したコメは皇室の神事などに使われる。皇居での稲作は昭和天皇が始めた行事で、陛下は上皇さまから引き継いだ。
