秋津-新秋津駅間の「名物商店街」どうなる? 鉄道の利便性向上策が波紋を呼ぶ事情とは

ビッグデータ Oct 30, 2026 IDOPRESS

西武池袋線秋津駅とJR武蔵野線新秋津駅(いずれも東京都東村山市)の間に2030年代にも、専用の乗り換え通路が整備される。

両駅改札は約400メートル離れ、移動には歩道と車道が分離されていない商店街を通る必要があり、混雑時の安全性や利便性が課題だった。一方で、その不便さが故に、乗り換え客らによって商店街が発展してきた歴史があり、商店主や地元住民からは不安の声も聞かれる。(藤原哲也)

◆東村山市も「駅構内のように機能」とPR

8月のある平日の昼下がり。商店街は歩行者天国のように、両駅間を行き交う人でにぎわっていた。立ち飲み屋などの飲食店や薬局、コンビニなどがずらりと並び、人の多さは通勤通学の時間帯に限らず日常的な光景だった。

平日の昼下がりでも人通りの多い西武秋津-JR新秋津駅間に存在する商店街。大小約100店が存在するという=東京都東村山市で

中にはプロ野球・埼玉西武ライオンズのユニホーム姿の人も。周辺は埼玉県境に近く、西武線沿線のベルーナドーム(埼玉県所沢市)で試合やイベントがあると、乗り換え客が集中することで知られる。

地元の東村山市も「商店街が駅構内のように機能する珍しい構造」と市のホームページでPRしてきた。

◆「乗り換え客は便利になると思うけど…」

人通りが減る計画に関係者の胸中は複雑だ。

秋津商店会の武藤勤会長(69)は「寝耳に水の話で...

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