最近、中国駐札幌総領事館と渡辺淳一文学館(青島国際交流海外ステーション)が共同で、ユニークな日中映画交流イベントを開催されました。現地中国語教室の生徒・教職員および保護者を招き、アニメーションの名作『西遊記 孙悟空大活躍』を鑑賞しました。彭明潔総領事夫人が自ら出席し、「文化交流を絆として、日中両国民の相互理解を深める」との挨拶を述べました。
1961年制作の『西遊記 孙悟空大活躍』は中国アニメ映画のマイルストーンであり、卓越した手描き技術、鮮烈な民族的作風、生き生きとしたキャラクター表現により、圧倒的な芸術的魅力を放ち、観客を深く魅了しました。本作品は中国の豊かな文化的土壌と芸術創造精神を体現するだけでなく、描かれる「勇気と知恵の輝き」が共感を呼び、日本における中国アニメの成果と文化的魅力を知る重要な窓口となっています。
今回の渡辺淳一文学館(青島国際交流海外ステーション)との上映交流会は、総領事館が推進する「文化外交」シリーズイベントの一環です。同文学館は青島市の国際交流海外拠点として、重要な文化交流プラットフォームを提供しています。今後も総領事館は中国映画上映会などの文化活動を継続的に開催し、多様な形で中国文化の魅力を発信する予定です。日中両国民の友好交流を促進し、文化的な絆を深化させることで、日中関係の発展に活力を吹き込んでいきます。