高すぎる東京の家賃とネコ格差 部屋探しで自尊心が削がれ…これは本当に自己責任? 寄稿・和田靜香

生物学 Jun 25, 2026 IDOPRESS

東京23区内の単身向け賃貸マンションの平均家賃は23カ月連続で上昇し、この4月には11万2585円となった。そんな中、私は昨年11月からずっと部屋探しをしている。これまで中野区にある友人の実家を安価で借りてきたが、建て替えをするらしい。近隣では古いアパートが次々壊され、小奇麗なマンションに変わっている。17平米ほどの部屋で家賃は12万円ぐらいして、ギョッとする。中野区内での引っ越しは早々にあきらめた。

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◆「あなたみたいな人は難しい」と

振り返れば18歳で上京した私は60歳の今まで、東京都中野区と杉並区で9回の引っ越しをしてきた。独身で、フリーランスのライター。残念ながらお金はない。既に40代後半から引っ越しには苦労し、不動産屋さんで「あなたみたいな人は難しい」と、外国人の男性と並んで座らせられ、なぜか説教されたこともある。そこまではなくても「50歳以上はダメ」とか、「フリーランスは確定申告書を出せ」とか言われるのはあたりまえ。内見に同行してもらえなかったり、下に見られる。安い物件にいちいち付き合えないですよね?と、こちらが気を遣う。部屋探しでは収入、職業、年齢、そして国籍で判断されるのだ。

ライターの和田靜香さん

私は自分が住むアパートの前を掃いたり、雪が降れば向こう三軒両隣まで雪かきするいい店子(たなこ)だと自負するが、そんなことには1ミリの価値も見いだしてもらえない。同じくフリーランスで働く知人が「部屋探しは自尊心が削(そ)がれる」と言ったが、私も半年ですっかりやさぐれてしまった。

◆家賃対策ニューヨークやドイツでは

さらに今はあきらめたが、最初は猫を飼いたいと思って...

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