生活保護の「担当ガチャ」を考える ある困窮女性は、恐怖心で男性職員と話せず保護廃止になって

ai Jul 30, 2026 IDOPRESS

〈東京共助〉

区役所とのコミュニケーションがうまく取れず、生活保護を廃止された女性がいる。食事もままならず、アパートの家賃も滞納が続く。誰もに認められるはずの「生存権」は、どうすれば守られるのか──。(中村真暁)

◆新しい担当は男性職員…恐怖で逃げ出した

「記事にしてください」。2月下旬、都庁前であった無料の食品配布会で話しかけられた。顔見知りの60代女性で、都内の自宅から1時間近くかけて歩いて来たという。所持金は20円。今にも泣きそうだった。

「生活保護には、国民が必要な支援を受ける原則がある。私のように保護費を受け取れない人に伝えて、勇気づけてほしい」

「生活保護は飾りですね」と力なく話す女性=都内で(中村真暁撮影)

最初に生活保護を申請したのは2020年12月。鍼灸(しんきゅう)師として働いていたが、出勤が減って生活に困窮した。その時は女性職員がスムーズに対応してくれた。

だが2021年春、新しく担当になった男性職員ら3人に...

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